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本日３月11日、東日本大震災発生から10年目を迎えました。

被災された皆様には心よりお見舞い申し上げると共に、亡くなられた方々に深く哀悼の気持ちを表させて頂きます。そして一日も早い被災地の復興を心よりお祈り申し上げます。

１０年前、私どもは「こんな時だからこそ歌おう」と呼びかけ、翌日も休まずにレッスンを行いました。

私どもはスーパーマンでもスーパー企業でもありません。
しかしながら「歌を教える」「音楽の楽しさを伝える」事に関しては絶対の自信があります。
私どもは歌を通して社会を明るくする事が、自分たちに与えられた責任だと考えました。

そのような考えと意思をもってレッスンを続けました。
輪番停電の可能性を心配しながら、物不足の混乱を心配する中で行わせて頂いたひとつひとつのレッスン。その時間を通して私どもは大変勉強させていただきました。

音楽は人と人の「共鳴」です。
発信する側、受ける側が共鳴しあって、初めて音楽は生まれます。

あの時は歌を通して生徒さんに寄り添い、逆に寄り添って頂いたのだと今でも思っています。
そうして生まれた音楽のひとつひとつの積み重ねが、社会を明るくする力になったのだと信じております。

あれから10年、私どもは新型コロナウイルスの脅威の中でこの日を迎えました。

これからもミューズポートボーカル教室は生徒さんの喜怒哀楽に寄り添った存在でいたいと考えております。その眼差しの向こうに被災地の皆様も見つめる学校であることは言うまでもありません。

忘れません。絶対に忘れません。

私どもは単に「歌を教えるだけの学校」ではありたくはないからです。

ミューズポートボーカル教室 / 株式会社ミューズポート　スタッフ一同