2018/07/10
力を抜くってどうやるの?
歌うときどうしても力んでしまう…
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体が硬い気がする…
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現代社会はストレスに溢れています。
歌っているとき先生に「力を抜いて~」と言われても、それが出来たら苦労はしませんよね(笑)
いかにリラックスするか
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実は力を「抜く」って「入れる」よりも難しいと私は考えます。
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そこで「力を入れる(=動かす」」事を利用してリラックスしようじゃないか。と思いました。
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これ実はアクティングの授業でやる「リラクゼーション」(リラクセーション)と同じ原理だな…と経験上感じました。
まずは体をニュートラルな状態にすること。
第一段階では呼吸です。
これ、みなさんがレッスンでやっているTHE腹式呼吸。横隔膜の緊張感、逆に緩んでいく事を感じましょう。
いや、ほんと腹式って大事。
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第二段階では
体の色々な部位に「わざと力を入れて抜く」事。
難しい専門用語だと「漸進的筋弛緩法」といいます。
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「え、ストレッチしてるからいいんじゃないの~?」と思うのですが
ストレッチは筋肉を伸ばすこと。
リラックスは筋肉を緩ませること。
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もちろんストレッチだって、やって損はないです(やりましょう)が一度リラックスも試してみるといいかも。
難しいことは一つもありませんよ。
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例えばもの耳につくくらい肩に力を入れて持ち上げます。そこから糸が切れたように一気にリリース。
これを数回。
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どんな感じですか?
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自分の体と向き合ってみるいい時間になりますよ。
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認知行動療法の一つらしいのです。その道の専門家ではないのですが(笑)私なりにより身近に、歌に生かせるようにレッスンでレクチャー出来たらと思います(*’▽’)
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レッスン前に、パフォーマンス前に。ぜひぜひ~。