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7/30 Acoustic Style 2017を終えて

こんにちは、ボスロボのムネです。

夏を彩る音楽イベント「Acoustic Style 2017」、無事終えることができました。
まずは、ご来場頂いたお客様に厚くお礼申し上げます。

今回は春と冬のバンドライブとは違って、アコースティック・ギター、あるいはピアノという単一楽器との一対一のコラボレーションでした。
そのコラボはミュージシャンの素敵なサポートだったり、ご自分の弾き語りだったりするわけです。

バンドライブであれば、ある程度バンドの音に乗っかって歌うということが、特にカラオケに慣れている方にはできるわけですが、単一の楽器相手という時には、乗っかるだけでは難しい。本当に一対一の真剣勝負になる、いやならざるを得ないわけです。

そんな所に歌い手さん一人一人の力を十二分に引き出す….引き出さざるを得ない魔力みたいなものがあって、だからこそ見ていて面白いのだと思っています。

今回、ステージで歌われた沢山の歌に感動や笑いや涙といった心に届く「力」があったことは言うまでもありません。

そんな一人….今回はちかちゃんの話をさせて下さい。
身体にハンデを背負っている彼女。普段からとても優しくて明るい子なんですが、
初めての参加となった今回のステージで、本当に一生懸命に自分の歌を伝えようとしていました。

私は客席の後方でビデオ撮影をしていたわけですが、私を含めて見ていた大勢の人たちの中に言葉で説明ができない感動がじわじわと湧き上がるのを感じましたし、実際に
涙をこらえてらっしゃる方、ハンカチで目をぬぐう方が何人もいたのです。

あそこにいた方全員が….もちろん管理人も含めて「歌って何だろう?」という事を改めて気づかされた瞬間だったのではないでしょうか。

それがハッキリと「これこれこういうもの」と説明できなくてもいいと思うのです。

でも、ちかちゃんは、「歌う」ということは単に「歌う」という行為を行うだけではないんだってことを、教えて…いや伝えてくれたのだと思います。

ライブの後、ちかちゃんは大勢の人に声をかけられていました。
「良かったよ!」「感動した」って。

何週間も前から「どうしよう」「怖いよ~」と言っていた彼女。
打ち上げの後に、彼女自身も言葉に説明できない感激の涙を流していたのです。

私自身も今回はピアノ弾き語りで「やつらの足音のバラード」を歌った出演者の一人でもあるわけですが、本当にこういうイベントをやっていると色々な発見があるし、色々と教えられることが多いのです。

それを感じる感受性だけは、いつまでも大切にしなくちゃなぁと思いました。
それを感じられるようなイベントを主催者として大切にしなくちゃなとも思いました。

最後に出演して頂いた皆様、お手伝い&ご協力頂いた皆様、サポートミュージシャンの吉野ユウヤさんと平野雅己さん、会場となった日ノ出町シャノアールのスタッフの皆さんにこの場を借りて厚くお礼申し上げます。

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