2018/06/05
ほぐそう!僧帽筋!(まじめ回)
唐突ですがみなさん、レッスンをしていて
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「なんか今日、声が出にくいな」
と感じたことありませんか?
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諸々、原因はあると思うのですが
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ちょっと体に注目してみてください。
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肩、凝ってませんか?
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こちら「僧帽筋」って言います。
いわゆる肩こりの時にしんどいところですね。
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フランシスコ会修道士のフードに似ていることからヴェサリウス(ベルギーの解剖学者(1514-~64)
近代解剖学の父といわれる。)によってこんな名前がついたらしいですよ。
結構大きい筋肉ですよね。
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僧帽筋自体が拮抗筋(相反する力を持つ)を持っていて、
人が二足歩行が故どうしても凝りやすいうえに
現代はパソコンだのスマホだのでさらに固まりがち。
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歌うときに顎が上がったりしやすい方は
僧帽筋に無理な緊張がかかっている可能性もありありです!
焦って声を出そうとすると、どうしても固まりがちです。
それと同時に首にも力みが入って…の悪循環。
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体をリラックスさせて頭を自然と背骨の上に戻していきましょう。
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そうしたら声をもっと「楽」に出せると思います~!
案外、声が出にくい原因はこんなところにあったりします。
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リラックス方法はまず、ストレッチから!
手を肩をに乗せて、ぐるぐる…!
深く息を吸って…!
肩甲骨を感じながら腕を長くイメージして回していきましょう。
コツは「ゆっくり」です!
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そろそろ語彙力に限界が来たので、文章よりも実際レッスンで!(笑)
やってみましょう!15分のインターバルでやってもいいかも。
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のびやかに歌える体を目指しましょう~!
それではまた~!
参考資料:
川井弘子(ソプラノ歌手)著「うまく歌える体の使い方」
坂井建雄・橋本尚詞(医科大学教授)著